スカイゲストのルール~その2

5日ほど前に、スカイゲストのルールの基本について書きましたが、安全のため(?)、いくつかのケースを用いて説明してみます。


前回説明したように、初期配置はこんな感じになってます。
で、駒は斜め方向にしか動けないので、勘の良い方ならすぐにわかったと思いますが、

駒が置かれるマスは、上図の水色で印をつけた28マスのみとなります。

なので、スカイゲスト専用の盤だと、このマスが違う色になってたりします。

  * * *

このゲームを面白くしてる「チェック」について、もう一度説明します。
一方が駒を動かして、その駒の隣接するマス(右前・右後ろ・左前・左後ろの4マス)に相手の異性の駒がある場合、相手は次の手でその駒を動かす必要があります。

例えば下図で、白が矢印のように動いたとします。

男性駒を動かしたわけですが、そのマスの左上(白から見たら右手前)には、
黒の女性駒がありますね。水色で印を付けた駒ですよ。

なので次、黒はこの駒を動かさないといけません。
前回の例では、同時に2つの駒に「チェック」していました。
複数の駒が同時にチェックされた場合は、その中のどれかを動かす必要があります。

察しの良い方ならすぐにわかると思いますが、チェックってのは、同時に複数の駒にやるよりも、1つの駒にチェックした方がベターです。複数の駒にチェックした場合には、相手に選択肢があるからですね。

で、これ、何か別のゲームでそうなんでしょうか、動いた駒の前でも後ろでも、とにかく異性の駒が接していたら「チェック」になります。「後ろ側で接してもチェックにならない」となんかの理由で誤解する人が多いみたいですが、そんなことはないです。接していたらとにかくチェック、理論上、4つの駒が同時にチェックになる場合があります。

さて、それはそれとして、このチェックされた駒を使って、駒の動かし方についてしつこく説明します。
今、黒は、水色で印を付けた駒をチェックされた状態なので、この駒を動かさないといけません。
どこに動けるか、見てみましょう。

斜めに動けるので、左前、右前、左後ろ、右後ろへと、4方向へ動ける可能性があります。
連続する駒をジャンプして、盤の外側では反射すると・・・

a, b, c の3マスに到達しますね。
で、結果前進する(もとの位置より前の位置に進む)必要があるので、つまりこの駒はcのマスに移動できる、別の言い方をすればcのマスに移動するしかない、ということになります。

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