今ではどのメジャー大会でもこうなってます。今回の王座戦でも、部屋の入口近くにこんな記載がありました。
ペットボトルに記名して下さい。
そして、近くにガムテープとペンが置いてあります。ペットボトルにガムテを貼って、そこに自分の名前を書いて下さいというお願い、というか指示です。実際にその措置が取られた実績があるかどうかは知りませんが、対局中無記名の飲み物を発見した場合は取り上げる/その場で書かせる、くらいのことを言ってた気がします。
会場にゴミをおいて行かないようにといくら言っても、どうしても大量のペットボトルが放置されちゃうんですね。たぶんこれ、悪意を持って放置してる人はほぼなくて、普通にうっかりおいてっちゃう人が多いんですよね。で、何十人も集まる大会では、大会終了後に放置されるペットボトルの数が相当なものになり、大会終了後、運営側は悲しい気持ちでそれを片付けるわけなんです。
そしてオセロ連盟は発明した
みなが悪意を持ってやってることなら、ペナルティを与えるなどの方法でも減らすことはできるのでしょうが、人々の「うっかり」に対抗するってのはなかなか難しい。
そこで日本オセロ連盟は突然すごいことに気づいた。そう、自分の名前を書かせることで、「うっかり置いていってしまう」が激減するんですよ。これ、単純なことなんですが、すごい発見だなって私は感じてます。私の知るオセロの歴史の中で、2番目にすごい発明がこれだと思ってます。

私もちゃんと、持ち込んだ水のペットボトルに名前を書きました~。
せっかくなので、five-time world champion の高梨九段を背景にしてみました。